2000年に単発ドラマとして始まり、2002年から連続ドラマ化された「相棒」は、日本の刑事ドラマを代表する国民的シリーズです。主人公・杉下右京(水谷豊)と“相棒”が組み、数々の難事件に挑むスタイルが特徴。シーズンごとに変わる相棒の存在がシリーズの大きな魅力であり、長寿の理由でもあります。今回は相棒 キャストに注目し、歴代の相棒や主要キャラクターを徹底解説します。
最新の出演者情報はテレビ朝日公式キャストページや、ザテレビジョンのキャスト一覧からも確認できます。
主人公・杉下右京(水谷豊)
警視庁特命係の刑事。冷静沈着な頭脳派で、知識と推理力を武器に事件を解決。
- 紅茶を愛する知識人
- 正義感が強く、時に組織の方針にも反発
- 20年以上シリーズを支える不動の主人公
歴代・相棒・キャスト
初代・亀山薫(寺脇康文)
- シーズン1〜7、そしてシーズン21で復帰
- 熱血漢で人情に厚く、右京の知的な推理と好対照
- ファン人気が非常に高い原点の相棒
2代目・神戸尊(及川光博)
- シーズン7途中〜シーズン10
- エリート意識が強いが、右京との関係を通して人間的に成長
- クールなキャラで女性ファンも多い
3代目・甲斐享(成宮寛貴)
- シーズン11〜13
- 明るく行動力がある若手刑事
- 意外な結末を迎えることでシリーズ史に残る衝撃を与えた
4代目・冠城亘(反町隆史)
- シーズン14〜20
- 元法務省キャリア官僚という異色の経歴
- 柔軟で社交的な性格で、右京とのバランスが絶妙
- 最長の“相棒”としてシリーズを支えた
警察関係の主要キャスト
- 内村完爾(片桐竜次)…警視庁刑事部部長。特命係を目の敵にする存在。
- 中園照生(小野了)…内村の腰巾着的存在でコミカルな役回り。
- 米沢守(六角精児)…鑑識官。右京の良き理解者として人気。
- 芹沢慶二(山中崇史)…捜査一課刑事。亀山や神戸と対照的に“普通の刑事”像を体現。
女性キャストの存在感
- 小野田公顕(岸部一徳)…女性ではないが、特命係を支配しつつ右京を導く影のキーパーソン。
- 花の里の女将…初代:益戸育江/二代目:高樹沙耶/三代目:仲間由紀恵。シリーズの癒やし的存在。
- 月本幸子(鈴木杏樹)…元犯人から花の里の女将へと転身。長く愛されたキャラ。
まとめ
相棒 キャストを振り返ると、
- 不動の主人公・杉下右京(水谷豊)
- 歴代の相棒たちが物語に変化を与え続けた
- 内村部長や米沢守など脇役もシリーズを支える重要存在
「相棒」はただの刑事ドラマにとどまらず、人間関係の機微や社会問題を描き続ける長寿シリーズ。キャストの変遷がドラマの歴史そのものであり、視聴者に常に新鮮さを届けています。