スパイ映画の金字塔・007・シリーズは、1962年のドクター・ノオから始まり、半世紀以上にわたって世界中で愛され続けています。主人公ジェームズ・ボンドは時代ごとに異なる俳優が演じ、作品ごとに世界情勢を反映したスリルとアクションを展開。ファンにとってはどこから観ればいいのか・007 順番はどうなっているのかが気になるポイントです。今回は 007 順番 を分かりやすく整理し、歴代ボンドと映画の魅力を徹底解説します。
さらに詳しい作品リストやおすすめ視聴法は ciatrの解説記事 や ユーウォッチの記事 も参考にしてください。
007の基本的な順番とは?
007・シリーズは原作小説の順番ではなく、映画ごとに独立した物語として公開されてきました。そのため基本的には公開順で観るのが王道です。とはいえ、俳優ごとに作風や雰囲気が異なるため、ボンド俳優ごとにまとめて観るという楽しみ方もおすすめです。
初代ボンド・ショーン・コネリー時代・1962〜1971, 1983
- ドクター・ノオ・1962
- ロシアより愛をこめて・1963
- ゴールドフィンガー・1964
- サンダーボール作戦・1965
- 007は二度死ぬ・1967
- ダイヤモンドは永遠に・1971
- ネバーセイ・ネバーアゲイン・1983/番外編
クラシックなスパイ映画の基盤を築いた伝説的シリーズ。
ジョージ・レーゼンビー・1969
- 女王陛下の007・1969
1作限りの主演ながら、今もファンから名作と評される感動作。
ロジャー・ムーア時代・1973〜1985
- 死ぬのは奴らだ・1973
- 黄金銃を持つ男・1974
- 私を愛したスパイ・1977
- ムーンレイカー・1979
- ユア・アイズ・オンリー・1981
- オクトパシー・1983
- 美しき獲物たち・1985
コメディ要素や派手なアクションが増え、007がよりポップな世界へ。
ティモシー・ダルトン時代・1987〜1989
- リビング・デイライツ・1987
- 消されたライセンス・1989
シリアスでリアル志向。原作小説に最も近いと言われるボンド像。
ピアース・ブロスナン時代・1995〜2002
- ゴールデンアイ・1995
- トゥモロー・ネバー・ダイ・1997
- ワールド・イズ・ノット・イナフ・1999
- ダイ・アナザー・デイ・2002
スタイリッシュで華やかなアクション満載。90年代を代表するボンド。
ダニエル・クレイグ時代・2006〜2021
- カジノ・ロワイヤル・2006
- 慰めの報酬・2008
- スカイフォール・2012
- スペクター・2015
- ノー・タイム・トゥ・ダイ・2021
ボンドの人間性や過去に迫った新時代のシリーズ。ストーリーが直結しているため、この5作は必ず公開順で観るのがおすすめ。
おすすめの観る順番
- 全体を楽しみたい人 → 公開順に制覇
- 気軽に観たい人 → 俳優ごとにまとめて視聴
- 最近の007から観たい人 → ダニエル・クレイグ版5作からスタート
特にクレイグ版は1本の大河ドラマのように繋がっているので必見です。
まとめ
007 順番を整理すると、
公開順が基本
ボンド俳優ごとに観るのもおすすめ
クレイグ版は必ず公開順で観るべき
スパイ映画の代名詞である007は、半世紀を超えて進化し続けています。ぜひ順番を押さえて、自分好みのジェームズ・ボンドを発見してください。
さらに詳しく知りたい方は ciatr や ユーウォッチ の記事も参考になります。