通算女流タイトル獲得数は歴代一位!!女流棋士界トップに君臨してきた最強クイーンです!
通算女流公式戦優勝回数・女流最高賞受賞回数・年度最高勝率など数々の歴代一位記録を持つ、他を圧倒する成績を残すまさにレジェンド女流棋士!
1980年代後半から2000年代後半まで、女流四冠独占・クィーン四冠を達成するなど、当時七冠タイトルを独占していた羽生善治さんにちなんで「女羽生(おんなはぶ)」と呼ばれていました。
将棋に関する著書も出していて、メディアでは女流棋士初のNHK将棋講座の講師、NHK杯テレビ将棋トーナメントの司会や刑事ドラマなど、多くのテレビ番組にも出演しています。
それでは今回は、日本将棋連盟所属の女流棋士・女流棋士番号7の清水市代さんを紹介します!
清水市代 (しみず いちよ) さんのプロフィール
出典: 日本将棋連盟
・生年月日 1969年1月9日
・年齢 48歳
・出身地 東京都東村山市
・血液型 O型
・最終学歴 東京都立清瀬高等学校
・身長 非公開
・体重 非公開
・所属 日本将棋連盟
・師匠 高柳敏夫名誉九段
・段位 女流六段
クイーンオブクイーンズ♦清水市代さんの経歴
清水市代さんが将棋と触れ合い始めたのは小学3年生の時、父親が自宅で将棋教室を開いていて、清水市代さんも将棋を教わります。しかし、小学生の頃は家の中より外で活発に遊ぶ方が好きだったため、将棋を本腰で取り組むようになったのは中学に入ってからになります。
中学時代には、1983年第15回女流アマ名人戦で優勝を経験。
中学3年の終わり頃に、名伯楽として知られる高柳敏夫名誉九段一門に入門。そして高校2年生に上がった1985年に、女流2級で女流棋士となりプロ入り。このとき、初期の女流育成会制度での、上位者と下位者との入れ替え戦を勝ち抜いて女流棋士になったのは、清水市代さんだけという快挙でした。
そして入門してからは師匠の高柳敏夫さんに「タイトルをとるまで恋も化粧もするな」とよく言われたそうです。
男性が主流の将棋界。そんな中、女流棋士でありながら師匠から大きく期待されていたのだと思われるエピソードです。
通算勝率は7割超!女流四冠独占へ
初のタイトル獲得となったのは、1987年度の第14期女流名人位戦。中井広恵さんを相手に3戦全勝し、女流名人となりました。この時代から林葉直子さん、中井広恵さんとの三強時代に突入し、女流棋士界をリードし続けます。
1996年7月には、女流王将・女流名人・女流王位・倉敷藤花のタイトルを獲得して女流四冠独占を達成!この成績により文部大臣表彰・都民文化栄誉章を受賞しました。
2000年、5度目の女流王将位を獲得して永世位の「クィーン王将」となり、他のクィーン位と合わせて「クィーン四冠」という凄まじい記録を達成!その功績から女流棋士としては最高位の「女流六段」へ昇段しました。
2009年、第35期女流名人位戦で矢内理絵子さんに勝利し、40歳1ヶ月で女流名人位を獲得という最年長女流タイトル獲得記録を更新。
前人未到の成績を残す清水市代さんですが、2010年度はコンピュータ将棋システム「あから2010」と対戦し敗北。第32期女流王将戦では、里見香奈さんに敗れて18年7ヶ月ぶりに無冠になるなど、好成績は残せませんでした。しかし18年間タイトルを保持していたという記録にまず目を見張るものがあります。
1980年代後半から2000年代後半まで、女流棋士界を席巻してきた清水市代さんのタイトル獲得合計は43期と歴代1位!まさにクイーンオブクイーンズの名にふさわしい女流棋士なのです!(^^)!
そして、現在、日本将棋連盟の常勤理事としても活躍させています!
なんと、女性で常勤理事になったのは、清水さんが初とのことです!すごいですね!
歴史を作っています。
清水市代さんの趣味やエピソード
清水市代さんの趣味は、読書・茶道・家庭菜園など。よく読むのは池波正太郎の時代小説などだそうです。
女流棋士として対局中は、姿勢よく背筋を伸ばして駒音は大きな音をたてないという、美しい作法で挑んでおり、自宅では子供向けの将棋教室「ショウギ・キッズ・ハウス」を開いています。
美しい礼儀作法から真面目で堅いイメージを持たれていますが、自身の著書や将棋雑誌のエッセイなどでは、可愛らしいくだけた文体で文章を書くという一面も♪
また、清水市代さんは女流棋士を弟子に持つ唯一の女流棋士。1999年の女流王将戦では弟子の石橋幸緒さんと師弟対決になり、弟子である石橋幸緒さんが勝ってタイトル奪取という、師匠越えを果たしています。
女流クイーン・清水市代さんの結婚の噂は??
女流棋士界のクイーン清水市代さんの結婚の噂ですが、過去に男性棋士と婚約するという噂があり、師匠の高柳敏夫さんも噂が気になって本人に確認しました。
そのとき清水市代さんは、噂のお相手とは婚約するつもりはない。と伝えたそうです。
師匠から「タイトルをとるまで恋はするな」と言われており、その当時はすでに女流二冠を達成していたため、タイミング的にも結婚の噂はかなり信憑性のあるものだったのではないか。と思われます。
現在は独身の清水市代さんは、女流棋士界実力トップレベルで美人棋士!とても魅力的な女性なので、これからの対局や結婚の噂から目が離せませんね(^^)/
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