これから紹介するのは茨城県水戸市出身で、絵画の腕前もプロ級の女流棋士です!
子供の頃から将棋の腕前が高く、地元茨城では「水戸の天才少女」と呼ばれ、同世代の棋士のほとんどを破っていたほどでした。
しかしプロ入り後は苦労した期間が長く、プロ入り21年目にして初めてタイトルに挑戦という女流棋士としての最長記録を持っています。
苦労した経験を積んでからは、安定感のある将棋でリーグ戦を中心に好成績を残しています!
そして現在はご結婚されてお子さんにも恵まれていて、ご家庭では地元水戸市の特産品の納豆料理を中心に料理を作っているそうです(^^)/
それでは今回は日本将棋連盟所属の女流棋士で、女流棋士番号14の本田小百合さんを紹介していきます♪
本田小百合 (ほんだ さゆり) さんのプロフィール
・生年月日 1978年10月3日
・年齢 38歳
・出身地 茨城県水戸市
・血液型 非公開
・最終学歴 茨城県立佐和高等学校
・身長 非公開
・体重 非公開
・所属 日本将棋連盟
・師匠 佐瀬勇次名誉九段
・段位 女流三段
水戸の天才少女!本田小百合さんの棋歴
本田小百合さんは茨城県水戸市出身。地元の茨城県立佐和高等学校を卒業し、師匠は多数の弟子を持つことで知られ、名伯楽との評価が高い、故・佐瀬勇次名誉九段の元へ入門します。
将棋を始めるきっかけは、3~4歳の頃。お父さんに駒遊びをしながら教わったのがきっかけでした。
幼い頃から実力を発揮し、10歳になる年の第2回女流アマ王将戦で優勝。第20回女流アマ名人戦では3位。小学6年生になる春に出場した第15回小学生将棋名人戦ではベスト8入りしています。
1990年に女流育成会へ入会し、1992年に女流2級でプロ入り。プロ入り以降は、思うように成績を伸ばせませんでした。しかし粘り強く腕を磨き、1999年に女流初段に昇段。2004年には女流二段へ。そしてついに2012年9月3日、第2期女流王座戦の挑戦者決定戦で、当時・里見香奈女流四冠に勝利し、プロ入り21年目にして初のタイトルに挑戦します。この記録は、プロ入りからタイトル初挑戦までの期間が20年6か月という、女流棋士として最長記録となりました!
結果は加藤桃子女流王座との五番勝負でストレート負けを喫し、惜しくもタイトル獲得を逃しています。
プライベートではご結婚されていて、2016年には産休のため3月から8月まで休場。そのため、第27期女流王位戦の挑戦者決定リーグを5戦中4戦までで全勝という好成績を残しながら、挑戦者決定戦進出を逃します。
2017年、第28期女流王位戦の挑戦者決定リーグで5戦全勝し、挑戦者決定戦に進出。挑戦者決定戦では伊藤沙恵さんに敗れ、惜しくも挑戦権獲得はなりませんでしたが、しっかりと良い成績を積み重ねている注目の強豪女流棋士の一人なのです(^^)/
本田小百合さんのエピソード&棋風など
本田小百合さんの趣味は絵画と旅行に行くこと!絵画は中学生の頃から始めていて、作品を展示会に出品するほどの腕前なのです!(^^)!
かつてその腕前から「水戸の天才少女」と呼ばれていて、ほぼ同世代の棋士・大平武洋六さんが「自分と近い年齢の棋士のほとんどが子供の頃は負けていたと思います」と語っているエピソードがあります。
トーナメント戦よりもリーグ戦を得意とする傾向があり、トーナメント戦形式の棋戦では序盤で敗退することが多く、上位進出はほとんどない一方で、リーグ戦形式では女流名人位戦のA級リーグや女流王位戦の挑戦者決定リーグに参戦していることが多く、強豪を相手に好成績を積み重ねています。
そんな本田小百合さんの棋風は、派手さはないが安定感のある居飛車党。
現在日本将棋連盟の子供スクールの講師を務めていて、2012年10月には元教え子の竹俣紅さんが女流棋士デビューを果たしています♪
本田小百合さんの結婚や離婚・子供の噂は??
本田小百合さんは2013年9月27日に入籍を発表していて、お相手は一般の方だということがわかりました。
2016年には出産を経験し、2017年には女流棋士に復帰。
現在はママ女流棋士として活躍しています♪
離婚の噂などはなく、お子さんと旦那さんと共に幸せな家庭を築いていると思われます(^^)
タイトル獲得まで惜しい場面が多い本田小百合さん・今後名人・王位を獲得することに期待しながら応援していきたいと思います!頑張って下さい!
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