ずっと成功をおさめ続けることのできる人間は、稀です。誰しも挫折を味わって辛い思いをしながら、成功を掴むために努力をしています。
今回は、挫折を成功に変えた芸能人の中から数名をご紹介致します。
SMAPさん
不動の人気を誇るSMAPさん。デビューから25年以上経つ彼らですが、最初から順調にスタートを切ったわけではありません。
1991年、CDデビューをしたのですが、ジャニーズとしては珍しくオリコン初登場2位となってしまったのです。
オリコン初登場1位を獲得できるように、と大々的に宣伝をし、西武園にて握手会も敢行したにも関わらずの結果でした。その後も、オリコン初登場3位以内にさえ入れなくなってしまったのです。
それにめげることなく、彼らは音楽以外で、バラエティ番組のコントに熱を入れるようになりました。
その後、着々と人気を高め、3年という長い月日を経て1994年、12枚目のCDシングルでようやくオリコンチャート1位を飾ったのです。
結成メンバーであった森且行さんが離脱したりするなど、再び挫折がやって来ましたが、それでも前に進み続け、国民的アイドルグループとして「夜空のムコウ」や「世界に一つだけの花」などのヒットソングを出しました。
ちなみに「世界に一つだけの花」は2003年3月に発売された35枚目のCDなのですが、これは発売後2ヶ月ほどでダブルミリオンを達成したあげく、長い歴史を誇るNHK紅白歌合戦においても「大トリはソロ歌手」という慣例を打ち破り、大トリをつとめました。
今年に入ってメンバー分裂などの報道がなされていますが、彼らが今まで味わってきた挫折と成功は揺るぎないものです。
有吉弘行さん
多忙なお笑いタレントと言えばこの人!というくらい有名な有吉さん。
毎日のようにテレビで姿を見かけますよね。そんな彼はもともと、お笑いコンビ・猿岩石の1人としてデビューしました。
猿岩石時代、大人気番組『電波少年』で大人気に。電波少年に出演するまで給料は5万円だったそうですが、一気にかなり高額な給料をもらうことになりました。
しかし、猿岩石ブームにも終わりがやって来ます。それから7、8年の間、人気があった頃に貯めていたお金で食いつないでいたそうです。人気があった頃は天狗となってしまっていたことで「生意気だ」「勘違いしている」と思われ使われなくなってきて、すぐに仕事がなくなり、周囲の人々はさっと身を引いていったとのこと。
当初、猿岩石のブームが終わったとしても、ラジオ1本とかはレギュラーであるだろうと高をくくっていた有吉さんでしたが、月収2000万円が月収0円に転がり落ちるまで4年ほどだったそうです。
しかし有吉さんは再び芸能界へ返り咲きます。「あだ名をつける」「毒舌」という、好感度を狙うのではなく、「彼の代わりはいない」と思わせるようなキャラで再ブレークしました。彼が再起できたのは、過去の失敗の理由を明確にし、冷静に分析・対策を考えた結果と言えるかもしれません。
以上、挫折を成功に変えた芸能人を紹介させていただきました。
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