ニートを経験したことがある有名人は意外と多いです。
有名になる前まではニートだったなんてことをバレエティ番組などで告白している芸能人も多いですよね。
しかも、意外に高学歴な人でも、ニートをやっていたと言うから驚きです!
今回は、高学歴だけど実はニートを経験したことのある芸能人・阿部寛さんをご紹介致します。
名門大学卒業後、モデルとして活躍していた阿部寛さん
3人兄弟の末っ子として誕生した阿部寛さん。彼は一浪して名門中央大学の理工学部電気工学科に入学し、卒業しています。
大学生だった時、集英社の第3回ノンノボーイフレンド大賞へ応募した阿部さんですが、応募するキッカケはお姉さんの勧めと、優勝したらもらえる車だったそうです。
優勝してからというもの、人気雑誌ノンノやメンズノンノにおいてカリスマモデルとして活躍しました。
モデルとしての人気が最高潮の時に投資用としてマンションを購入するほど成功をおさめていた阿部寛さん。
しかし、バブルの崩壊によって不動産の価値が下がってしまった上、モデルとしての人気も徐々に低下。
大きな借金を抱えることになりました。
俳優デビューやアイドル活動から一転ニートへ!
その後、大ファンだった南野陽子さんと共演できるという理由から「はいからさんが通る」で俳優としてデビューを飾ります。
また、意外にも、アイドルとしてもCDアルバムを出したこともあります。
モデル出身のイケメン。それ故、俳優業を開始した当初は二枚目役しかもらうことができなかったそうです。
そして、高身長過ぎて、女優さんとの身長バランスがマッチしなかったことから、段々仕事が減少し、ついには3年間仕事のオファーが来ることなり、一時はニートとなります。
ニートの間は、パチンコをやって何とか生活していたとのこと。
俳優としての復活と新境地開拓
そんな阿部さんが奮起を図ったキッカケは「あの人は今!?」という、かつての有名人を探す番組の取材を受けてしまったこと。
名前がつかないような小さな役でも良いから、俳優として出演することを希望したそうです。
そこから着実に俳優としてのスキルを高めていき、1994年『しのいだれ』・『凶銃ルガーP08』の2作品に出演。日本映画プロフェッショナル大賞・特別賞を受賞しました。
翌年にはNHKの大河ドラマ・八代将軍吉宗にて、老中・松平乗邑を演じ、時代劇への出演も増加。「義経」や「天地人」にも重要な脇役として出演しました。
そして2000年。仲間由紀恵さんと共演した主演ドラマ・TRICKではモデル時代の写真をネタとして使うなど、見事に3枚目役を演じ、新境地を切り開きました。
その後、2001年には「HERO」にて、これまた3枚目な検事として出演。
2枚目役だけでなく、様々な役をこなすことができる俳優として再ブレークを果たしました。
ちなみに、2012年に公開された映画「テルマエ・ロマエ」において第36回日本アカデミー賞・最優秀主演男優賞、第34回ヨコハマ映画祭・主演男優賞、第55回ブルーリボン賞・主演男優賞という栄えある賞を受賞しています。
まとめ
現在も、華々しい活躍を見せている阿部寛。高学歴でもあり、挫折したことなんかないと思いきや、実は、ニートをやっていた意外な事実。
そんな阿部寛さんの成功は、ニートになってもめげず、自分の出来ることを着実にやっていったからではないでしょうか
阿部寛さんの生き方から学べる事があるような気がしますね。
以上、高学歴だけど実はニートを経験したことのある芸能人・阿部寛さんの紹介でした。
コメント