今話題のマインドフルネスとは?瞑想や呼吸法のやり方も紹介

心の病が多い昨今です。酷くなると、鬱病や、PTSD等に陥ったり・・・・。

集中力が落ちたり、不安や、心配事で心が落ち着かない、人間関係が気になって仕方が無い、あれもこれもやらなければならない!何から始めたらよいかわからない!などの心の葛藤は誰もが毎日経験している事です。

心の不安や、心の乱れは、身体的にも、精神的にも悪影響を及ぼすばかりです。

今日は、乱れた心に落ち着きを取り戻し、自然で健全な気持ちを取り戻す事が出来る!今話題の『マインドフルネス』をご紹介します。

話題のマインドフルネスとは!?

マインドフルネスって何!?と聞かれた場合、簡単に言うならば!『宗教心のない瞑想』です。

また、『瞑想!?』と言うと、神秘的なものとか、スピリチュアル(霊的)のようなもの?と想像するかもしれませんが、近年の脳科学の研究が進み、瞑想することが脳の活動と心の正常化に明らかに良い影響がある事がわかって来ました

マインドフルネスの先進国アメリカでは、ビジネスの場に取り入れられたり、医療の現場では欠かせない治癒能力を高める方法として欠かせないものになっています。

日本でも静かなブームから2015年にNHKで放送された以降、ブームに火が付きました。

マインドフルネスを永く継続していると、『ストレスに強くなった!』・『ネガティブ思考が無くなった』・『集中力が高まった』という効果が高まっています。国内では、外資系大企業が本国からの支持により日本人従業員に実施させたところ、仕事の効率が無くなり、離職率が低下した!等の効果が出ている企業もあるそうです。

有名な企業で言いますと、IT企業のGoogle社がいち早く取り入れて全従業員に実施させています。(※Googl社は自社内にて研究開発して、リーダーシップ・パフォーマンス向上のプログラムの開発をしています。)

ある企業は、鬱病などにかかる従業員が昨今多い為、福利厚生の一環として、『瞑想』を実施しているそうです。『瞑想』を実施した方に意見を聞くと、マインドフルネスとは一言で言うと何か!?と言う問いに、”脳のアップデート”とか、”心のデトックス”とか、”心の筋トレ!”と言う回答がされています。

マインドフルネスが、実際にどのようなプログラムの場で実践されているか?

紹介致しましょう。

➀医療現場で注目されており、患者のストレス軽減や、鬱病の再発防止に利用されており、8週間プログラム(MBSR)は医療現場で広く普及しています。

➁企業では、従業員の幸福感や満足感の向上・モチベーションアップ・生産性向上といった面で活用されています。

③プロスポーツの世界では、スポーツにおけるパフォーマンスの向上に利用されています。

④子供や、若者の教育現場の教育プログラムでは、精神的落ち着きや学習能力の向上、集中力の向上などで効果が出ているそうです。

マインドフルネスは、本来仏教から派生したものですが、医療現場や心理学でも使われ初め、昨今では経営学や、企業経営等のリーダーシップ育成などにも利用され初め、若者等の教育現場にも応用されてきています。

マインドフルネスの瞑想方法や、呼吸法について

『瞑想方法とは』

 

➀座っていても、立っていても、座禅を組んで頂いても構いません。目を閉じたまま、リラックスをします。

➁自己呼吸は自然呼吸で結構です。呼吸を長くしたり、無理に吐き切ろうとしたりせず自然に呼吸をしてください。

③心と体を落ち着かせて、呼吸に意識を集中をします。

④呼吸から意識がしている最中に、様々な雑念にとらわれたときは、その雑念を追いやったりせず、悪い事と思わずに、その物事をただ流して受け止めて行きます。

⑤また、意識を呼吸に集中していきます。

⑥再び雑念が頭に浮かんだ場合は、素直に受け止め、“今、自分は不安を抱えている”とか、“自分はイライラしている”と言う事を、心の中で言葉で繰り返し唱えて自分の雑念を繰り返し流すようにします。これをラベリングと言います。

⑦この雑念を川の流れに見せて何度も繰り返し流すことにします・・・。

⑧そして再び呼吸に意識を集中させて行きます。

 

この方法を継続していくうちに雑念が減っていき、呼吸に意識が集中出来る様になります。この方法から始めて自分の思うことを素直に受け止める事から始めて行くことが重要です。

『呼吸法とは』

 

➀座っていても立っていても構いませんが、背筋を伸ばして実施して下さい

➁目を閉じて下さい

③鼻から呼吸することを基本とします。7秒位かけて、ゆっくりと吸います。呼吸の出入りを、注意深く意識して下さい。

④鼻腔から入っていく様子や、お腹に入っていく様子に気づいてください。お腹に入ってきた時は、「膨らむ、膨らむ」と言葉を念じても良いです。

⑤そして、呼吸を吐くときは、鼻から10秒くらいかけてゆっくり吐ききります。その際も、注意深く吐く呼吸に意識を集中して感じて下さい。

 

以上の➀~⑤の呼吸法を60秒~120秒繰り返し行って下さい。

マインドフルネスの実践する場や実践頻度について

初めは、3分~5分くらいから始めてみるのが良いでしょう。

瞑想しながら、呼吸に意識が集中出来、雑念が無くなってきたらマインドフルネスの効果が現れている証拠です。自宅や、会社でも“個人”で出来ます。

バスの中や、電車の中でも出来ます。1日に何度やっても構いません。

このように、マインドフルネスの呼吸法や瞑想法を取り入れることで、➀ストレス軽減が図れる➁集中力が増し、仕事のパフォーマンスが上がる!③心が穏やかになり、人間関係が良好になるといった効果が現れ、幸せで楽しい1日が始まることを心から祈っています。

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