山﨑賢人が本格時代劇映画に主演することが発表され、大きな話題となっています。作品は木村大作監督が9年ぶりに手がける新作映画『腹をくくって』で、2027年の公開を予定しています。
この記事では、作品の概要・山﨑賢人が主演に選ばれた理由・豪華キャスト・撮影スケジュールまで、現時点でわかっている情報を整理してお伝えします。
この記事でわかること
・映画『腹をくくって』の作品概要と物語の舞台
・山﨑賢人が主演に起用された背景
・北大路欣也・渡辺謙ら豪華キャストの顔ぶれ
・木村大作監督とはどんな映画人か
・撮影・公開スケジュールの見通し
注意:この記事の情報は2025年5月時点の発表内容をもとにしています。撮影・公開スケジュール等は変更される可能性があります。最新情報は公式発表をご確認ください。
山﨑賢人の新作映画『腹をくくって』とは
木村大作監督が9年ぶりに手がける新作映画
映画『腹をくくって』は、日本映画界の巨匠・木村大作監督が2016年公開の『散り椿』以来、9年ぶりに手がける監督作品です。86歳という年齢でなお新作に挑む姿勢は、発表時点から映画関係者の間で大きな注目を集めました。
木村監督は撮影監督としてのキャリアで知られる映像作家であり、本作でも自ら脚本を執筆するなど、全面的に制作に関与しています。タイトルの『腹をくくって』には、この年齢での映画制作に向けた監督自身の強い覚悟が込められています。
山﨑賢人が主演を務める本格時代劇
本作の主演には山﨑賢人が抜擢されています。山﨑賢人は近年、アクション・青春・ロマンス・SFと幅広いジャンルで主演を務めてきましたが、本格的な時代劇への挑戦は今回が大きな転換点となります。
撮影に先立ち、約1年前から殺陣の稽古を重ねているとされており、役作りへの真剣な姿勢が伝わってきます。木村監督が山﨑賢人を指名した背景には、俳優としての資質への強い確信があります。
2027年公開予定の注目作
現時点での公開予定は2027年です。撮影は2026年10月から12月にかけて行われる予定で、富山・京都・東京など複数のロケ地が予定されています。公開まで時間があるぶん、撮影の進捗や予告編など今後の情報解禁にも注目が集まります。
山﨑賢人が主演に起用された理由
木村大作監督が評価した山﨑賢人の魅力
木村大作監督が山﨑賢人を主演に選んだ理由として、俳優としての内面的な資質が挙げられています。監督は山﨑賢人の持つ純朴さと繊細さを高く評価しており、それが本作の主人公に必要な人物像と重なると判断したとされています。
木村監督のような経験豊富な映画人が、若い俳優の中から特定の一人を指名するという行為は、それ自体が強い根拠を持つ評価です。技術的なスキルだけでなく、スクリーンに映ったときの存在感と内面的な深みを見抜いた判断と言えます。
純朴さと繊細さを併せ持つ俳優としての存在感
山﨑賢人はこれまでの作品を通じて、強さと脆さを同時に感じさせる演技を見せてきました。激しいアクションシーンでも、感情的な場面でも、過剰にならずに人間としてのリアリティを保つ表現力は、時代劇の主人公が求める「武士としての矜持と人間的な迷い」を表現するうえで有効に機能すると考えられます。
時代劇で求められる男の色気と美しさ
木村監督は、時代劇の主人公には「男の色気と美しさ」が必要だと語っており、山﨑賢人にその要素を見出したと伝えられています。現代劇ではあまり前面に出てこないこの側面が、着物姿や殺陣の場面でどのように表れるかは、本作の大きな見どころのひとつです。
現代劇とは異なる新たな表情に期待が集まる
山﨑賢人のファンにとっても、本格時代劇という新しいフィールドでどのような表情を見せるかは大きな関心事です。着物・刀・時代の言葉遣いという制約の中でこそ引き出される俳優としての新たな一面に、制作陣だけでなく観客からの期待も高まっています。
映画『腹をくくって』の作品概要
舞台は江戸時代中期の富山藩
物語の舞台は江戸時代中期の富山藩です。加賀藩の支藩として知られる富山藩を舞台に選んだことは、地方の武家社会が持つ閉鎖性・階層・しがらみを物語の背景として機能させる意図があると考えられます。
現代とはまったく異なる社会構造の中で、人間がどのように生き、選択し、命をかけるかというテーマが、富山という具体的な地名とともに描かれます。ロケ地に富山が含まれていることも、舞台設定との整合性を重視した選択と見られます。
敵討ち・暗殺・血統を描く武家社会の物語
物語の核には「敵討ち」「暗殺」「血統」というテーマが据えられています。武家社会における名誉・家名・命をめぐる人間ドラマが、時代劇という形式を通じて描かれる内容です。
これらのテーマは普遍的な人間の欲望・恐怖・義務と直結しており、時代劇の形式でありながら現代の観客にも届くドラマとしての強度を持っています。
山本周五郎の小説群から着想を得たオリジナル脚本
本作の脚本は、時代小説の名手として知られる山本周五郎の複数の小説群から着想を得たオリジナル脚本です。特定の1作品の映像化ではなく、山本周五郎作品に通底する人間観・武家社会観・倫理観を下敷きにしながら、木村監督が独自に構成した物語です。
山本周五郎は、武士の内面や庶民の生き様を丁寧に描いた作家として評価されており、その作品世界を土台にすることで、人間ドラマとしての厚みが生まれています。
木村大作監督が脚本も手がける意欲作
本作では木村大作監督が脚本も自ら手がけています。撮影監督・映画監督・脚本家という複数の役割を86歳で兼ねる姿勢は、この映画にかける強い思いの表れです。映像と物語の両面を同一人物が統括することで、作品としての一貫性が高まることも期待されます。
山﨑賢人が挑む本格的な殺陣
約1年前から殺陣の稽古を重ねている
山﨑賢人は本作への出演にあたり、撮影開始の約1年前から殺陣の稽古を積んでいることが伝えられています。これほど長期にわたる準備は、本格的な時代劇の殺陣がいかに高度な身体技術を必要とするかを示しています。
現代劇のアクションシーンとは根本的に異なる、刀を使った所作・間合い・重心の置き方など、時代劇特有の身体表現を体に入れるための時間が、この準備期間に込められています。
黒澤明作品のような本格的な斬り合いを目指す
木村大作監督は、本作の殺陣について「黒澤明作品のような本格的な斬り合い」を目指すという方針を示しています。黒澤明の時代劇が持つリアリティと緊張感、刀の重みが伝わるような映像表現への言及は、本作の方向性を明確に示しています。
スタイリッシュさよりも真剣勝負の緊迫感を優先したアプローチは、現代の映画アクションとは異なる手触りを持つ殺陣シーンを生み出す可能性があります。
正面から向き合う時代劇アクションが見どころ
山﨑賢人はこれまでの作品でも身体能力の高さとアクションへの適性を見せてきました。しかし時代劇の殺陣は、現代アクションの速さや派手さとは異なる「間と重さ」が重要です。その違いに正面から向き合い、体で表現しようとしている姿勢が、本作の山﨑賢人の演技に独自の質感をもたらすことが期待されます。
山﨑賢人の身体表現と緊張感に注目
殺陣シーンにおける山﨑賢人の身体表現は、本作の核心的な見どころのひとつです。刀を持った瞬間の立ち姿、対峙する相手との間の取り方、斬り合いの中で表れる感情。これらが1年以上の稽古を経てどのように結実するかは、公開を待つ大きな楽しみです。
映画『腹をくくって』の豪華キャスト
本作には日本映画界を代表する実力派俳優が集結しています。
| キャスト | 代表作・特徴 |
|---|---|
| 山﨑賢人(主演) | 『キングダム』シリーズ・多ジャンルの主演作多数 |
| 北大路欣也 | 時代劇の第一人者・重厚な存在感 |
| 渡辺謙 | 国際的に活躍する日本を代表する俳優 |
| 阿部寛 | 幅広いジャンルで存在感を示す実力派 |
| 佐藤浩市 | 重厚な演技で知られる日本映画の主力俳優 |
| 松山ケンイチ | 変幻自在の演技力で評価される俳優 |
| 松田龍平 | 独自の存在感を持つ個性派俳優 |
| 古川琴音 | 近年注目を集める実力派若手女優 |
北大路欣也
時代劇の第一人者として長いキャリアを持つ北大路欣也は、本作においても重要な役割を担うことが予想されます。山﨑賢人との世代を超えた共演は、時代劇としての格を引き上げる存在です。
渡辺謙
ハリウッドでも活躍する渡辺謙が本作に参加していることは、作品としての国際的な視野も感じさせます。木村大作監督との仕事は渡辺謙にとっても特別な意味を持つ共演となるでしょう。
阿部寛
コメディからシリアスまで幅広く対応できる阿部寛は、時代劇においても安定した存在感を発揮することが期待されます。どのような役どころかは現時点では明らかになっていません。
佐藤浩市
重厚な演技で知られる佐藤浩市の参加は、作品全体の質感を底上げします。武家社会の複雑な人間関係を描く本作において、その演技力が発揮される場面が多くなることが予想されます。
松山ケンイチ
変幻自在の演技力で知られる松山ケンイチは、どのような役柄でも独自の解釈を加えることができる俳優です。本作での役どころに関心が集まっています。
松田龍平
独特の存在感を持つ松田龍平は、一般的な「善悪」の枠に収まりにくい複雑なキャラクターを演じることに長けています。本作のテーマである「敵討ち・暗殺・血統」という要素との相性にも注目です。
古川琴音
近年の日本映画・ドラマで存在感を高めている古川琴音が、本作でどのような役割を担うかも関心が集まっています。重厚な男性陣の中で、作品にどのような色をもたらすかが注目点です。
主役級キャストが集結する重厚な布陣
これだけの顔ぶれが一つの作品に集まることは、木村大作監督という映画人への信頼と、本作への期待の高さを示しています。山﨑賢人が主演としてこのベテラン陣とどう渡り合うかが、作品の大きな見どころになることは間違いありません。詳しいキャスト情報は映画ナタリーの作品紹介記事でも確認できます。
木村大作監督とはどんな映画人か
『八甲田山』『鉄道員(ぽっぽや)』などで知られる撮影監督
木村大作は、日本映画史に残る数々の作品で撮影監督を務めた映像作家です。1977年の『八甲田山』では豪雪の中での撮影を主導し、1999年の『鉄道員(ぽっぽや)』では北海道の冬の景色を美しく切り取りました。どちらも日本映画の名作として長く記憶されています。
撮影監督として培った映像への洞察は、監督作品においても活かされており、「絵になる映像」への強いこだわりが木村作品の特徴のひとつです。
日本映画界を代表する映像作家としての経歴
撮影監督としてのキャリアは50年以上に及び、黒澤明監督作品の助手を経て日本映画の撮影現場を支えてきた経歴を持ちます。その経験と眼識が、今回の監督作でどのような映像として結実するかは、映画ファンにとっての大きな関心事です。
監督としては『剱岳 点の記』(2009年)、『春を背負って』(2014年)、『散り椿』(2018年)などを手がけており、山岳・自然・四季の映像美を得意とする作風が確立されています。
86歳で新作に挑む強い覚悟
現在86歳での新作映画制作は、並大抵の覚悟では実現しません。木村監督自身がタイトルの由来について語った言葉には、この年齢でなお映画を作り続けることへの、静かしかし強い意志が感じられます。
タイトル『腹をくくって』に込めた映画人生
タイトル『腹をくくって』は、物語の主人公が背負う覚悟だけでなく、86歳で新作に挑む木村大作監督自身の姿勢とも重なります。映画を作ることへの揺るぎない覚悟が、タイトルそのものに込められているという解釈は、本作を見るうえでの重要な視点のひとつです。
山﨑賢人と時代劇の相性
美しい所作と繊細な表情が時代劇に映える理由
時代劇は、現代劇よりも「立ち姿」「歩き方」「目線」といった所作が映像として際立つジャンルです。山﨑賢人は身長・体格・顔立ちの面で、時代劇の主人公に求められるビジュアル的な条件を備えており、着物や羽織袴姿での映像的な説得力は高いと予想されます。
また、繊細な感情表現を得意とする山﨑賢人の演技スタイルは、言葉より表情や沈黙で語る時代劇の文法とも合致しています。
アクション経験を活かせる役柄への期待
山﨑賢人は『キングダム』シリーズなどでアクション俳優としての適性を示してきました。その経験と身体能力は、時代劇の殺陣という新しいフィールドにおいても基盤として機能します。ただし時代劇の殺陣は現代アクションとは異なる訓練が必要であり、約1年間の稽古がその橋渡しを担っています。
若手主演俳優として時代劇に挑む意義
近年、若い俳優が主演する本格時代劇は決して多くはありません。山﨑賢人が木村大作監督という重鎮のもとで時代劇の主演を務めることは、俳優としてのキャリアにおける重要な転換点になると同時に、日本映画界における時代劇というジャンルの継承という側面も持ちます。
新たな代表作になる可能性
山﨑賢人にとって『キングダム』シリーズに続く代表作となる可能性を持つ作品として、映画ファンの期待は高まっています。豪華キャストとの共演、本格的な殺陣、木村大作監督の映像美という条件が重なれば、俳優としての新たなステージを示す1本になりえます。
映画『腹をくくって』の撮影・公開スケジュール

撮影は2026年10月から12月に実施予定
本作の撮影は2026年10月から12月にかけて行われる予定とされています。秋から冬にかけての季節は、時代劇の映像として豊かな自然の表情を捉えやすい時期でもあり、木村監督の映像哲学とも合致した選択です。
注意:撮影スケジュールは変更される可能性があります。最新情報は公式発表をご確認ください。
富山・京都・東京などでロケを予定
ロケ地として富山・京都・東京が予定されています。舞台となる江戸時代中期の富山藩に合わせて富山でのロケが含まれていることは自然な選択で、歴史的な街並みが残る京都、そして江戸を再現するための東京(撮影所等)と組み合わせることで、多様な映像の表情が生まれることが期待されます。
公開は2027年予定
現時点での公開予定は2027年です。撮影が2026年後半であることを考えると、編集・音楽・仕上げを経ての2027年公開は現実的なスケジュールと言えます。具体的な公開時期については今後の発表を待つ必要があります。
今後の追加情報や予告編公開にも注目
撮影開始・キャスト追加発表・予告編公開など、今後の情報解禁が段階的に行われることが予想されます。公式情報が出るたびに注目度が高まる作品として、今から関連情報をフォローしておく価値があります。最新情報は映画.comの作品ニュースやシネマトゥデイの記事で随時確認できます。
山﨑賢人ファンが注目したいポイント
本格時代劇で見せる新しい演技
山﨑賢人がこれまで見せてきた演技の幅に、時代劇という新しい次元が加わります。現代語ではなく時代劇の言葉で感情を表現すること、着物という制約の中で体を使うこと、武士という役割を生きること——これらすべてが、これまでとは異なる山﨑賢人の演技を生み出す要因になります。
殺陣や所作に込められた役作り
1年以上の稽古を経て本番に臨む殺陣と所作は、山﨑賢人がこの役にどれだけ真剣に向き合ったかを示す指標です。スクリーンに映る刀の扱い方、歩き方、座り方のひとつひとつに、その準備の時間が積み重なっています。
ベテラン俳優陣との共演による化学反応
北大路欣也・渡辺謙・阿部寛・佐藤浩市という、日本映画界のベテラン俳優たちと同じシーンに立つ経験は、山﨑賢人にとっても大きな刺激となるはずです。共演シーンでの緊張感と化学反応が、作品全体の質を決定づける重要な要素になります。
木村大作監督の映像美の中でどう描かれるか
撮影監督として日本映画の映像美をつくってきた木村大作監督が、自ら主演に選んだ山﨑賢人をどのように映像で切り取るかは、見る者にとって特別な楽しみです。どのアングルで、どの光の中で、山﨑賢人が映し出されるか——それ自体が木村監督の山﨑賢人への評価の表れでもあります。詳しくはMovie Walkerの作品紹介記事でも情報を確認できます。
映画『腹をくくって』に関するよくある質問
山﨑賢人の新作映画『腹をくくって』はいつ公開?
2027年公開を予定しています。撮影は2026年10月から12月に行われる予定で、具体的な公開時期は今後の公式発表でご確認ください。
『腹をくくって』はどんな内容の映画?
江戸時代中期の富山藩を舞台に、敵討ち・暗殺・血統をテーマにした武家社会の人間ドラマです。山本周五郎の小説群から着想を得た木村大作監督によるオリジナル脚本の本格時代劇です。
山﨑賢人はどんな役を演じる?
詳細な役柄は現時点では公表されていませんが、本格的な殺陣を要する時代劇の主人公を演じます。撮影約1年前から殺陣の稽古を重ねており、武士としての所作と覚悟を持つキャラクターになることが予想されます。
映画『腹をくくって』のキャストは?
主演の山﨑賢人のほか、北大路欣也・渡辺謙・阿部寛・佐藤浩市・松山ケンイチ・松田龍平・古川琴音といった豪華キャストが発表されています。
監督の木村大作はどんな人物?
『八甲田山』『鉄道員(ぽっぽや)』など日本映画史に残る名作で撮影監督を務めた映像作家です。監督としても『剱岳 点の記』などを手がけており、本作は9年ぶりとなる監督作品です。86歳での新作制作として映画界からも注目を集めています。
まとめ|山﨑賢人の新作映画『腹をくくって』は本格時代劇として期待大
木村大作監督9年ぶりの新作で山﨑賢人が主演
86歳の木村大作監督が9年ぶりに手がける新作映画『腹をくくって』の主演に、山﨑賢人が抜擢されました。監督が「純朴さと繊細さ」「男の色気と美しさ」を評価して指名したというエピソードは、本作への強い確信を感じさせます。
豪華キャストと本格的な殺陣が大きな見どころ
北大路欣也・渡辺謙・阿部寛ら日本映画界を代表する俳優たちとの共演、そして約1年間の稽古を経た本格的な殺陣は、本作の中核をなす見どころです。「黒澤明作品のような本格的な斬り合い」を目指すという監督の言葉通りの映像が実現すれば、近年の日本映画の中でも記憶に残る1本になるでしょう。
2027年公開に向けて今後の続報にも注目したい
撮影開始は2026年秋、公開は2027年を予定しています。キャストの追加発表・撮影現場の写真・予告編など、今後段階的に情報が解禁されていく予定です。山﨑賢人の初本格時代劇主演という節目の作品を、今から注目しておく価値があります。

