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先日、BBCの人気番組”トップギア”の名物司会者”ジェレミー・クラークソンさんの番組出演停止”を記事にしましたが、番組を正式に降板することがBBCから発表されました。
BBCのトニー・ホール氏は、簡単な決断ではなく意見がわかれることを認めつつ、ジェレミー氏が”超えてはいけない一線を越え、許されるものではない”と語っています。
また、地位や人気、商業的価値によって、ルールが変更されることはあってはならないとも語られてます。
さて、その騒動の発端はなんと、”前日の撮影の際に、温かい食事が提供されなかった”と言う些細なことだったようです。殴られた番組プロデューサーは暴行と暴言を受けたあと、自ら病院に向かったとのことです。ＢＢＣの内部調査によると、その際、”彼の唇は腫れ上がり、血が出ていた”とのこと。
その後、ジェレミーさんは、自らＢＢＣにこの騒動を報告し番組出演停止が決まったとのこと。インターネット上で100万人を超えるファンから、ジェレミーさん復帰が懇願されましたが、正式に降板となってしまいました。
BBCのロード・ホール氏は，ジェレミー氏の”ＢＢＣへの多大なる貢献”を認め、また、”自身も個人的にトップギアとジェレミー氏のファン”であったと語っています。
殴られた番組プロデューサーは”私とジェレミーは長年に渡り、ポジティブで良好な関係を構築して、いくつかの偉業をともに成し遂げてきました。才能豊かな彼の活躍がこのような形で終わりとなり、多くのみなさまが残念に思われることを認識しています。”と語っています。
この騒動を受けイギリス警察は、”ＢＢＣの内部調査レポートの提出を求め、その内容を精査すること”、”必要であれば、必要な対応をする”と語っています。
ジェレミーさんを逮捕する可能性にも含みを持たせていますので、今後も引き続き目が離せません。
ちなみに、ＢＢＣのトップギアの人気は、下記の数字を見ていただければわかるかと思います。（出典：BBC Worldwide）
- 世界で3億5000万人の視聴者
- 300万人以上のYoutube加入者
- 170万部数を発行する”トップギアマガジン”
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