味に差が出る!下味をつけてからの冷凍保存
豚肉を買ったら、すぐその日のうちに、醤油と酒、生姜のすりおろしを豚肉にからめ、1回使う分ずつラップで包み、ジップロックなどの冷凍保存もできる密閉袋に入れ冷凍保存します。あとは食べたい時に半解凍し、焼くだけです。味がしっかり染み込んで豚の生姜焼きがおいしくいただけます。豚肉より味が染みこみにくい鶏肉でも、一口大に切り、上記と同じ調味料で冷凍保存しておくと、唐揚げや照り焼き、グリルなど幅広い料理に使えます。
冷凍保存におすすめの食材
料理の彩りによく使われる万能ネギは、買ってすぐ新鮮なうちに小口切りにし、フタ付き密閉容器か密閉袋に入れておきます。ネギは熱に弱い為、使う時は必要量を取ったらまたすぐさま冷凍庫へ。傷みやすい生姜は、洗って水気を切り、そのまま密閉容器に保存し、その都度すりおろして使えます。すりおろしたものを密閉袋に入れ冷凍もできます。ゆずやレモンなどは、丸ごとでも、切った状態でも密閉袋で保存可能です。使う時はレンジで30秒ほど加熱するだけですが、常温で絞ったものよりも果汁が多く絞れます。
冷凍できる意外な食材
じゃがいも、里いも、なすは、よく洗い水気を切り、丸ごと密閉袋で保存可能です。じゃがいもは切って状態でも冷凍できます。まず、レンジで2分ほど加熱後、ラップと保存袋で冷凍します。ポテトサラダや煮物を作るときに時短できます。きゅうりも丸ごと密閉袋にいれます。解凍は、レンジで半解凍状態位を目安にします。マリネやサラダに使えます。他には溶き卵(保存容器に入れる)、牛乳は牛乳パックごと(使いかけは口をしっかり閉じる)冷凍できます。溶き卵と牛乳は、自然解凍か冷蔵庫で解凍して下さい。コーヒー、紅茶と緑茶、醤油やソースなど調味料は瓶や容器のまま保存可能です。
小分け冷凍で毎日の弁当作りが楽になる!
弁当用のおかずを多めに作り置きし、1回分ずつ弁当用カップに入れた後、フタ付きのバットか、なければ底が浅めの密閉容器で冷凍保存します。『いちいちカップに入れるのが面倒』という人は、1回分をラップでしっかり包み、密閉袋に入れても大丈夫です。朝は、凍ったまま弁当に詰めるだけで、お昼頃には自然解凍されています。夏場は保冷剤いらずで、便利です。きんぴらごぼうや魚の煮物、ほうれん草のおひたし、卵焼きもおすすめです。食品と冷凍庫内の温度差が大きいほど乾燥しやすいので、調理後はあら熱を取ってから冷凍庫へ入れてください。
保存期間の目安と密閉容器の選び方
冷凍と言ってもほとんどの食材が美味しく食べられるのは1か月間ほどです。ですが切干し大根、昆布、干し椎茸など乾物類、香辛料と調味料、ゴマ、ナッツ類は半年から1年間保存できます。密閉袋は薄手のものだと穴が開きやすく、穴が空くと風味が損なわれ味が落ちます。厚手でジッパー部分がしっかりしているものがおすすめです。密閉容器もフタが簡単かつ、しっかり閉まる、底が浅くかさばらないタイプのほうが使い易いです。
『冷凍は苦手…』という方もいらっしゃいますが、これらの方法を踏まえた上であまり使わない食材などを、早めに冷凍保存する事で新鮮さが保てますので、ぜひ試していただきたいです。
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