留学中にうつ病になる方が多いようです。
私は、社会人として働いた後、イギリスに留学をしています。留学前は、社会人として朝9時～夜10時・11時まで働くことより楽な生活が待っているのだろうと期待していたのですが、実際はそうならず、非常に落ち込む時期を過ごしました。
今、冷静になって考えてみると下記のようなことから、精神的に追い込まれていたように思います。
1. 課題の多さ
授業の準備・エッセイ・グループワーク・修士論文など、課題が非常に多いです。しかも、英語が母国語でない生徒は、ネイティブに比べて、それをこなすのに2倍～3倍の時間がかかります。
課題が終らないうちに、次の課題が舞い込んできて、自分では、さばききれないのではないかと言う不安から、精神的に追い込まれます。
2. 周囲の期待
家族や周りの友人に期待されて留学をしているわけなので、結果を残したい。しかし、思ったようにうまく行かない。このことから、精神的に追い込まれます。
3. 環境
海外で、慣れない環境の中、バックグラウンドの異なる人々と生活をします。これは、思った以上にストレスがかかります。
4. 相談できる家族・友人・同僚がいない
社会人として働いていた頃は、そう感じたことはなかったのですが、こちらに来て痛感したことがあります。それは、相談できる人達が身近にいることです。例えば、会社で働いていてプロジェクトを任されていたとします。自分でできる限りのことをして、もし、プロジェクトを自分一人では完結できないなと感じれば、最悪の場合、上司に相談をして、他の人をアサインしてもらうことが可能です。家族や、友人に愚痴をこぼすことができます。しかし、こちらに来た当初は、相談できる友人などができず、自分一人で抱え込んでしまい、ストレスを感じていました。
このようなことから、非常にツラい時期を２～3週間過ごしました。時期としては、イギリスに来て3か月ぐらいたったころです。今になって思うと、ホームシックの一種だったのかなと思います。
その時の状況を、良く表した動画を友人が紹介してくれました。
それは「僕の中の黒い犬」です。
今、現在、悩んでいる方がいれば、この動画を見て、どうやって向き合って行くか考えてみてはいかがでしょうか。
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