躁鬱病の症状に悩まされていると言われている有名人 | AaUK

躁鬱病の正式名称は「双極性障害」。双極性感情障害と言われることもあります。

発症するのは100人に1人の割合と言われています。

有名人の中にも躁鬱病を患って苦しんでいる人が結構いるんだとか。

今回は、躁鬱病の症状に悩まされていると言われている有名人をご紹介致します。

■はじめに

躁鬱病とはどういうものなのか、軽くご説明させて頂きます。

鬱病についてはご存じの方も多いと思うのですが、躁鬱病は鬱病の症状にプラスして鬱状態とは対極にある躁状態も現れる病気こと。

「短時間睡眠でも頑張れるし良いアイデアもたくさん浮かぶ。それにハキハキと明るく喋ることもできるけど……何故か苛立つこともある」そういった状態が極端な場合、躁鬱病と診断されることがあります。

躁鬱病には、躁と鬱がくっきりと明確に表面化する「双極Ⅰ型障害」、軽い躁と鬱を繰り返す「双極Ⅱ型障害」、躁鬱状態でない普通の気分を挟みつつ軽い躁と鬱の状態を繰り返してしまう「気分循環性障害」があります。

■竹脇無我さん

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竹脇無我さんは1991年に親友・松山英太郎さんを癌で亡くしたことから精神のバランスが不安定になったそうです。

松山さんを喪失してしまったことを乗り越えるため、彼はアルコールの力に頼るようになってしまいました。

1993年、段々とだるさが出てきて体調が悪化。

ドラマのロケで訪れた札幌にて大好きなゴルフをやっている時に強烈なだるさを感じてホテルへ引き返しました(これが最初の強烈なだるさを感じた瞬間だったようです)。

アルコールのせいかと思った彼は1994年に検査入院をします。しかし、不安だった肝機能に問題はなし。

体に問題ないとは言われたものの、セリフも覚えることが難しくなり、流れもわからなくなってしまった竹脇さん。

1996年の1月、起床するも体が全く動かない状態となってしまいます。これは限界だと悟った彼は専門の病院を受診しました。

鬱病と診断されて入院したのですが、3ヶ月ほど経ったときに躁状態となります。躁状態になると鬱病が治ったと勘違いしてしまうケースが往々にしてあります。

竹脇さんもそうでした。しかし、躁状態から再び鬱状態に転じると再び気分は下降。このアップダウンを繰り返すことにより、躁状態のあとには鬱状態が来るのだとわかり、躁状態がきついと感じてしまうとのこと。

竹脇さんは躁鬱病と8年間ほど闘いました。そしてようやく、精神のバランスを取り戻したのです。そんな彼は2011年8月21日に、小脳出血によって67歳でお亡くなりになられました。

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