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イギリスの諜報機関と言えば、”MI6”です。MI6（Military Intelligence, Section 6）の正式名称は、”SIS：Secret Intelligence Service（秘密情報部）”ですが、MI6の名称のほうが知名度が高いですね。
アメリカのCIAに相当する組織で、約2000人の職員が在籍し、主に下記を担当しています。（首相官邸資料：2011年8月18日）
・国外の政治，経済及びその他秘密情報の収集
・海外エージェントによる情報工作
００７のジェームス・ボンドは、MI６の諜報員の設定です。また、００７の原作者、イアン・フレミングも、このMI６の諜報員であったことを公表しています。元々、イギリス政府は、このSIS（MI6）の存在を否定していましたが、1994年に正式に、その存在を認めました。
現在では、SIS（MI6）の本部ビルの住所がHP上で確認できたり、職員の募集をHP上で行っており、随分オープンになっているようです。ちなみに、下記が、本部の場所になります。
テムズ川を一望できる場所にあります。
また、職員の採用条件ですが、
・イギリス国民であること
（イギリスとの二重国籍でも応募はできるが、イギリス国籍でない方の国籍を放棄することが望ましい。）
・身元調査に合格すること
・２１歳以上であること
・メディカル・ドラッグテストに合格すること
・両親のどちらかがイギリス国民であること
・過去10年間、イギリスに住んでいること
とのことです。
興味があり、条件を満足される方はぜひ応募されてはいかがでしょうか。もちろん、日本国民を有している方には応募資格がありませんが…。
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